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カルシウム
カルシウムとは、人体で最も多く含まれるミネラル。
成人の体内にある約1㎏のカルシウムのうち、99％近くが「貯蔵カルシウム」という硬い組織（骨や歯のエナメル質）です。 血液・筋肉・神経などのやわらかい組織に存在する「機能カルシウム」が残りの1％ほどといわれています。
女性に不足しがちな、カルシウム＆鉄分
50歳を過ぎると女性ホルモンの減少により、
１．骨密度の低下
２．骨粗しょう症のリスク
３．月経不順による月経量の増加
４．子宮筋腫の増大で貧血のリスク
カルシウムの吸収力を上げるには
カルシウムの吸収率を高める栄養素は、ビタミンDです。ビタミンDは主に魚類・きのこ類に多く含まれています。カルシウムとビタミンDを含む食材は以下の通りです。
カルシウム多く含む食材
乳製品、小魚類、豆・豆製品、葉物野菜など
ビタミンD多く含む食材
魚類、キノコ類、卵、豚足など
妊婦さんは葉酸と一緒に
妊娠の順調な経過と胎児の発育のためには欠かせない栄養素です。
カルシウムが不足した場合には、母体のカルシウム（骨など）を溶かしてまで、胎児に栄養を届けようとします。
まとめ
１、カルシウムと鉄分の働きは、全身に酸素を運搬する働きがある
２．カルシウムはビタミンDと、鉄分はビタミンCと共に摂取することで吸収率が上がる
３．妊婦・乳幼児は、カルシウムや鉄分を多く消費するため適正摂取が重要
