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血管メンテナンスで老い知らず
見た目の若さも中身の若々しさも、イコール「血管の若さ」 です 。血管の機能や活動が衰えれば、当然ながら肌へ必要なものを届ける働きも衰えて、肌が老いる……というわけです。
血管は肌へ“美容液”を届けている
血管は、体の内側から肌を美しく保つための「美容液」を届ける役目を担っています。ところが加齢とともに、全身へ血液を運ぶ動脈の壁は厚くなり、硬化してしなやかさを失っていきます。これが血管の老化、すなわち動脈硬化です。
40代から激変する毛細血管
毛細血管も加齢とともに減少していきます。見えない血管が硬くなったり、その数を減らしたりしていることで顔が老けていく。でも大丈夫、安心してください。何歳になっても血管をしなやかにしたり、毛細血管を増やしたりすることは可能です。
老ける人の習慣
- コーヒー、紅茶には砂糖を欠かさない
- 購入するペットボトルは甘い清涼飲料水
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朝食は、頭の働きをよくするために甘い菓子パンを食べる
老けない人の習慣
- 良質のオイルをかけた葉野菜たっぷりのサラダ
- 具沢山みそ汁
- 炭水化物はぬかない
- 納豆やゆでたまごなどのタンパク質をしっかり摂る
「糖化」「酸化」リスク
「糖化」とは、食事などから摂った余分な糖質が、体内のたんぱく質などと結びついて、細胞などを劣化させる現象。甘いものが好きな人は、血糖値を急激に上げて血管を「酸化」させてしまいます。
糖化が進むと
糖化反応で変性したたんぱく質は、「AGEs:エイジーイーズ(終末糖化産物)」 と呼ばれます。AGEsは血管だけでなく、体のあちこちで発生、蓄積され、酸化ストレスによって体内をどんどん老化させます。
AEGsの蓄積
AGEsは血管だけでなく、体のあちこちで発生、蓄積され、酸化ストレスによって体内をどんどん老化させます。またAGEsが肌に発生すれば、肌のコラーゲンに変性を起こして弾力を失わせ、しわ、たるみがどんどんできます。
まとめ
「甘いもの好きほど、見た目が老ける」と心に刻んでおきましょう。40代以降は、老化の進行を抑えるため糖質を出来るだけ控えましょう。